トンボの数も減ってきて、秋の終わりを少しずつ感じ始めています。
雪はやだなぁ…。
秋シーズンのテーマは「便秘」となりました。
便秘…悩ましいですよね。
高齢者になると、特に便秘に悩んでいる方が増えてきます。
その原因は様々ですが、ポリファーマシーが絡んでいることも是非覚えていってください!
最近はガイドラインなども調べれば出てくる時代です。
可能な限り使用を控える
H1受容体拮抗薬:アタラックスP、ピレチア
鎮痙薬:ブスコパン、アトロピン
使用を避けた方がよい
非ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬:ヘルベッサー、ワソラン
便秘時には介入すべき
オピオイド全般
止痢剤:ロペミン
よかれと思って出した降圧薬や過活動膀胱の治療薬で、逆に大変になっている場合を考えなきゃいけないわけですね。
その他、生活の中で改善できるところはないか・本当に治療すべき便秘なのか、実際の介入は多岐に及びます。
明日は模擬症例を検討しながら、ポリファーマシーをどうしていくか考えていく予定です。
山形でも少しずつポリファーマシーに対する関心が広がればいいなぁ、と思っております。