AT-FIELDではないです。
文字面にロマンを抱くかで世代がわかる気もしますね。
受けてまいりました、E-FIELD。
正式名称は「患者の意向を尊重した意思決定のための相談員研修会」です。
「Education For Implementing End-of-Life Discussion」の頭文字をとって、E-FIELDだそうです。
おそらくこのネーミングを決めるためだけに幾星霜の時間が流れたに違いありません。
かっこよいではありまですか…。
内容は現在噛み砕いている最中なのですが、大まかに申し上げると、
「意思決定が重要な局面で、どういったプロセスで合意形成に至るか」
ということになります。
全然噛み砕けてないですね。
医療は意思決定の連続です。
風邪薬を飲むかどうかも意思決定ですし、抗がん剤を続けるのかどうか・蘇生行為を希望するのかどうか…生きている間、私達は沢山の意思決定に遭遇します。
一方、その意思決定は「本当によかったのか」という思いがつきまとうことがあります。
「あの時、本当に手術を受けてよかったのか」
「全部やってほしいと言ったけど…こんな状態になるなんて…」
後悔しても今の状態を変えることは難しいです。
そのため、後悔するしないような意思決定=患者の意向をきちんと尊重した意思決定が重要と考えられているわけです。
できるだけ後悔しないようにプロセスを大事にする。
そのために色んな人を巻き込んで、できるだけ本人の意思を尊重できるように気持ちを引き出していく。
前から知ってたはずのことですが、これを成し遂げるのがどれだけ難しいか改めて痛感しました。
勉強してきた内容はまだ噛み砕けていません。
しかし、勉強会に行ってから日常の風景が違って見えるようになったのも事実です。
もう少し整理できたらまた書いてまとめたいと思います。