YAMAGATAxGP

山形県で総合診療医を目指しています。日々の振り返りをご笑覧ください。

仮面ライダーゼッツ感想

今年も1年完走しました。仮面ライダーゼッツ、お疲れ様でした。
感想を書いていこうと思います。
皆さんがゼッツを視聴したという前提で、以下記載していきますね。
 
①半年かけて伏線を貼るのがすごいし長い
今回は最初の半年間でだいぶ篩にかけられてしまったんではないでしょうか。もし途中で見るのをやめてしまった・・・なんて人がいたら、なんとか1−2クールを乗り切ってみてほしい。
その理由が・・・①半年かけて伏線を貼るのがすごいし長い です。
ストーリーの構造として、最初の1−2クールは主人公の莫が普通の青年→エージェントセブン/仮面ライダーゼッツになる過程が描かれています。
が、これが実は莫のみていた予知夢だった・・・!というのが3クール目の頭ですね。
3クール目をみた時、震えましたよ。「半年かけて伏線貼りやがった!!」
今までも前半に伏線張ったり色々脚本のギミックが楽しい作品はたくさんありましたが・・・今回はちょっと経路が違いますね。
大体はメインストーリーが進んでいきながら伏線を散りばめていく、するとメインストーリーのどこかで伏線が回収される、って感じです。
今回は1−2クールが予知夢の内容だったという伏線なので、3クール目からはもう1回その話が繰り返されるわけです。
いや、よくもこんな脚本を許したな〜すごい!というのが第一の感想です。
 
この伏線、功罪を含んでいるんじゃないかと感じてました。
思ったのは、子供がついていけないんじゃないかと。メインストーリーに伏線絡めていくこれまでの流れであれば、何かしかはどんどん進むし積み上がっていく。それってみている側としては比較的みやすいと思うんですよね。
しかし、1−2クールを予知夢で見ていた→そこを下地にして3クール目が進んでいく。。。って流れだと、話の流れを考えながら見る必要がある。子供がこれについていけるのだろうか?
このコインの裏返しとしては、非常に大人好みだとは思います。ストーリーの厚さがほしい小さいお友達には見応えがある内容だとは思います。
だから、ある意味仮面ライダーはちょっと退屈・・・みたいな人に、このゼッツは刺さるのではないでしょうか。
(ガッチャードが爽やかすぎる、もっとネッチョリした作品が見たい!みたいな人かなぁ)
 
②ヒロインの描き方が良すぎて困る
令和ライダーズはともかくヒロインが素敵というのが共通見解でいいと思うんですが、ゼッツのヒロインであるねむちゃんも大変よろしかったです。
ストーリーの根幹にも絡んでくる「ねむ」ですが、守られるお姫様であり、自分で自分の運命を選択するヒーローガールでもあります。
ここ数年のヒロインズを思い返すと
ガヴ:さちかさん ギャルであり姉御でありおやっさん
ガッチャード:りんね 3rdライダーであり、戦う優等生
ギーツ:ネオン ライダー、愛に迷う /ツムリ ストーリーの伏線になる謎キャラ
・・・みたいな感じ。
今回のねむは「夢でしか会えないアイドル→実は行方不明→実は・・・!?」みたいに、紐解いていくことでストーリーが展開していく脚本の根幹を作るヒロインでした。ここまでガッツリ話に関わっていたのはいなかったんじゃないかな。
最初は普通のアイドルっぽい感じで出てきながら、自分の出自に戸惑う姿、悩み自分の運命を選んでいく姿。ひっさびさに正統派ヒロインを見せてもらった気がします。
 
③ヒーローは自己犠牲の上に成り立たせるべきか?への答え
個人的には、仮面ライダーシリーズは「ヒーローとは何か?仮面ライダーとは何か?」をどう定義して話を動かしているのか気にしながら追いかけています。
今回のゼッツにおける仮面ライダーは「自分のナイトメア(悪夢)を乗り越えた者」という定義になりそうです。
主人公である莫/ゼッツは、エージェントとして世界を救うこと・同時にヒロインのねむを救うことを叶えるために仮面ライダーとして自己犠牲を問わずに戦いを重ねていき、最終回ではいよいよ夢の世界から帰ってこない覚悟と共に最終決戦へ向かっていきました。
 
いや、めちゃくちゃ自己犠牲なヒーローだな!?とびっくりしました。
ここ数年、自己犠牲に走りそうなヒーローを「そうじゃないだろ」と止めるサイドメンバーと、それによって止められるという構図が散見されていたので、ゼッツが自己犠牲に走っていく姿がむしろ新鮮に映りました。
トラディショナルなヒーロー像ってやっぱり自己犠牲なのかなぁ、と考えさせられます。誰かのためにアンセルフィッシュに戦う姿はかっこいいし、ヒーローそのもの。だけど、それではヒーローは救われない。この問題はいろんなコンテンツで取り上げられている命題です。
最近の令和ライダーでは、アンセルフィッシュもいいけど自分のことも幸せにしようぜ!というメッセージの方が多かった。
この1年も、ニュースを見れば世界各地で戦争や紛争が続いていました。そんな時代だからこそ、作品としてもう少し力強く、古典的な「誰かのために立ち上がるヒーロー」を描こうとしたのかなぁ――なんてことまで考えながら見ていました。
 
仮面ライダーとは何か?ヒーローとは何か?は今後もこのシリーズが続いていく中で問われ続けるテーマと思います。
次シリーズのマイスがどう描かれるか、また楽しみにして参ります!

総合診療科・総合内科がない医学部?

総合診療科・総合内科がない全国82医学部って、
・山形大学
・京都大学
・北海道大学
・近畿大学
・鹿児島大学

で合ってるんでしょうか?
とりあえず山形大学は間違いないです。
知見ある方教えてください!

。。。とTwitterで投稿したら、結構閲覧数多くなってびっくりしました。みんな関心あるんだね。

個人的にまとめた内容を下に置いときます。

 

まず大変参考になるnote。
全国の総合診療科教授の専門を調べてみたら色々と草だった件|にゃんでもにゃ医 
@lE9BrvyUwLLVZIE
 https://note.com/nyandemonyai/n/n73d92083c9bd?sub_rt=share_sb
こちらの表をもとにAi使って検索してみましょ
ありがとうございます!

今回は「総合診療科・総合内科という講座・部門があるかどうか」をラインにして検索することにしました。
これも結構悩みどこだというのが分かったんですよね。
・医学教育学総合診療部門とかは?
・地域医療はどうなの?
・プログラムだけあるとこは?
すみません、そこまで考えてませんでした

なので、とりあえず部門のあるなし!これに絞って検索しました。先行dataから各大学のHPを検索させたところ、結果としては・・・

山形大学
近畿大学

この2箇所だけが該当部門を持っていないということがわかりました!
すごいぞ山形!Top2だ!

 

但し、
82大学のHPを自分で見てないのであくまで参考データです。
専門研修プログラムだけ持っていて、それがすごく生きてる可能性はある。
自前で持ってないけど、強力な市中病院に教育を依頼している(だから大学内に持っていない)可能性もある。
limitationありありです。

まとめてみて自分は面白かったです。
部門あるなしだけで教育効果は変わるのか?市中病院回れば大丈夫なのか?その結果、総合診療を志望する人はどこまで影響するのか?
臨床疑問は尽きないところです!!

ポートフォリオ書き換えプロンプト案

ポートフォリオ大変だ!と思ってる総合診療・家庭医療専攻医のあなた!

わかります!大変ですよね!
作るのも大変なのに、それぞれの構造が違っていて(字数制限とか書き込む場所とか)調整するのが面倒ですよね!
わかります!

 

そこを楽にするプロンプトを作ってみました。ChatGPT, Geminiだとある程度形になりそうなことは確認しました。(2026/07/19)
現時点で家庭医→総診はうまくいきそうですが、逆バージョンがうまくいくか確認中です。

===
専門医機構の研修録は以下の構成になっています。
 ①実践を通じて身に付けたい(身に付けた)能力 500字  
事例から学んだlearning pointについて簡潔に記載する

 ②その能力が必要だと考える理由や、考えるきっかけとなった出来事 500字  
報告しようと思った事例についてのサマリー、上記のlearning pointが重要と考えたかの理由を記載する

 ③その能力を習得するために行った学修 500字  
learning pointについて学んだことを記載する、参考文献も 

 ④その能力を活用して解決を試みた課題とその結果 500字  
learning pointを学び、事例がどうなったか・どう活きたかを記載する

 ⑤更なる改善計画 500字  
learning pointやこれまでの結果をもとに、今後どのように深めるか・考察をもう一段深める

 家庭医療専門医のポートフォリオは以下の構成になっています。
A)カバーレター
なぜこの事例をこの領域において報告しようと考えたかを記述します。
B)経過
「経過や問題の分析から解決に至るプロセス」を記述します。エントリーを意識して関わったことがわかる記載をします。
C) 考察
各ルーブリックのポイントを押さえながら、考察を深めます。今後目指す方向なども含みます。
D) 文献 参考文献を最後に記載します。

上記の違いを意識しながら、添付する家庭医療ポートフォリオを総合診療専門医の省察録に書き換えてください。