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山形県で総合診療医を目指しています。日々の振り返りをご笑覧ください。

秋の活動報告

病院勤務になって、まぁ本当に忙しくなりました。診療所にいた頃は月2回くらいブログ上げてたのが、あっという間に月1更新がなんとか・・・って感じです。
久々に現地学会に参加する移動中を利用して、この秋あったことを書き並べてみます。
 
▶︎大学院が大詰めに入ってきた
 2024年(今年)が大学院の最終学年なので、いよいよ卒業に向けて大詰めになってきました。
 学位審査の準備で頻繁に通学しています。
 しみじみ思ったのは、これだけ繰り返し大学へ顔を出さないといけないとすればやはり通学できる距離を進学先に選んでよかったということです。
 入学前には近隣の県を越境していくことも考えていたんですが、いざ卒業が近づいた時に月2-3回顔を出さないといけなくなるとは思ってもみなかったわけで。たまたま同じ県内に進学したからなんとかなっていますが、越境していたら相当体も時間もお金も大変だったと思います。
 スタートとゴールを考えて進学を考えることはぜひお勧めします。
 
▶︎Clinical Pictureが通った
 昨年は日本語の短報、今年は英語のClinical pictureでAccept頂けました。
 地道ではありますが着実に前進できている気がします。
 個人的に嬉しかったのは、総合診療チームで論文を作れたことです。年間で何十本も出すのは今の自分には大変ですが、着実に積み重ねていくことで「市中病院でも幅の広い学びが作れる」証明になればなぁと思っています。
 
▶︎山形大学で講義を持たせてもらえるようになった
 第一内科の先生方のご講義で、M4の実習内講義を持たせてもらえることになりました。
 学生に定期的な教育機会を持たせてもらえるようになるなんて! 感無量です。
 これがどう響くかはわかりませんが、失敗はチャレンジしなければ得られないわけでまずは継続を第一に息切れせずにやっていきます。
 
▶︎マネジメントがますます求められる
 次年度の業務やスタッフ調整も始まり、自分の仕事だけ考えていればいい立場ではなくなったことを実感しています。マネジメントが広がることはそれだけやりたいことが色々やれる反面、さまざまなステークホルダーを考える必要もあったり自分自身に投資する時間が減ってしまうこともわかりました。
 大局を見据えることはもちろん大事ではあるんですが……その中で「自分を大事にできるのか?」「自分とその周辺の人は幸せなのか?」「自分が進歩できるのか?」という原点を見失わないようにしないといけない。
 こういう意味でも、マネジメントする能力を鍛えていく必要があると感じてます。
 
 
進捗報告が色々できるのはありがたいことです。
一方で、その裏に多くの仲間に支えられていたりケアされていることを忘れてはいけませんね。
なんか今年の振り返りっぽくなっちゃったけど、また1年を振り返る記事は上げようと思います。