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山形県で総合診療医を目指しています。日々の振り返りをご笑覧ください。

2022振り返り

紅白を見ながら今年の振り返りです。
過去のはこちら

2021年振り返り - YAMAGATAxGP

2020年振り返り - YAMAGATAxGP

2019振り返り - YAMAGATAxGP

2018年の振り返り - YAMAGATAxGP

過去の見直してなんとブログ始めて4年も続いてました! 見直してみると振り返しの深さが浅いなぁ若いなぁとしみじみ感じてしまいます。
 
さてさて。2022年振り返ってみましょ。
 

Y:やったこと

 新規項目としては、
・夏季セミナーで行動経済学セッション+病院総合医セッション
・JPCA東北地方会の実行委員会 
・letter1本accept
 あたりでした。
 実行委員会は本当勉強になりました。これまで学んだマネジメントをがーーーっつり駆使した感覚があります。
 
 継続項目としては、
・HANDS運営(全国版講師+東北運営)
・はっちぼっちステーション運営
・個人的なポートフォリオ含めたキャリア支援
 ここら辺は息切れせずに続けられてよかったです。
 
 何よりも
・新天地で病院家庭医として学び直し中
 これは現在進行中ですが、毎日勉強です。今までも地域の1次病院・2次中核病院で働いたことあったものの、その頃と違うステージで働けている感じがします。
 
 プライベートとしては、腰のヘルニア手術を受けて以降ストレッチは欠かさなくなりました。その影響もあって、ぎっくり腰を手術以降1回も起こしていません。(これはデカい!)
 

W:わかったこと

①手に入れた道具は手入れを欠かしてはいけない
HANDS-FDFの最後に言われた言葉です(若干言葉ずれがあるかもしれない)。マネジメントも教育もそうなんですが、病院勤務に戻って使ってなかった知識が全然出てこないのも痛感しました。
やったら思い出すべー、と呑気に構えていた自分に喝を入れなければならない。ともかく思い出す分の時間とエネルギーを捻り出すのが大変でした。
 
②最低のコンディションの時に高品質を提供できるのがプロの仕事
年々自分のコントロールができていると思ってきていたんですが、それは診療所という緩やかな時間の中の話だったのだなと痛感した1年でした。
救急や当直明けなど、ともかくフィジカル的にきついタイミングがあるわけで……そこでいかに良い面接が提供できるのか?いかにいい教育が提供できるのか? ここが今年1番気付かされた課題だったと思います。
 
③自分も相手も傷つけない、上品なトークが最強
ちょっと上2つと毛色が違うかもしれないんですけど、これ本気で衝撃でした。
自分のトークって以前からやや強引な笑いの取り方をしている自覚はありました。大学生の頃の飲み会で培った体育会系なノリというか。
それをこの年齢まで引きずっていることの恥ずかしさ・無自覚に誰かの心を傷つけてしまっているかもしれないことにはたと気付く機会があり、今でも赤面です。
これまでの相手の笑いがもしかして愛想笑いだったとしたら……恥ずかしい!
まだ正解は見えていないんですが、自分の話術のレベルアップが早急に必要であることを感じた1年間でした。
穏やかで誰も傷つけず、かつ自然と笑みをこぼしてしまうような、そんな話術を求めています。
 

T:次やること

 わかったことも踏まえてですが、やっぱり”継続力也”です。(小学校の頃、”けいぞくりきや”と読んでいたアレ)
 マネジメントも教育も臨床も、そして今年チャレンジした症例報告も含めて少しでも継続していくこと。
 これを下地にして、2023年も新規プロダクトに挑んでいけるといいなと思います。
 
 今の所の新規予定としては
①大学院最終学年なので、論文・博士審査のチャレンジ
②総合診療医のプログラム作成など教育の下地づくり
③総合診療医としての実践を広げる
トーク技術の再構築(おそらく基礎部分からの見直しを要する)
(ここに新しく発信活動を載せるかどうか迷い中です)
 
 
来年は何を描いてるか楽しみですね。
皆様良いお年を!