コロナのおかげというのは癪ですが、多くの教育イベントがオンラインに移行したおかげで山形の僻地からでも全国のイベントに参加できております。
そんなこんなで、群馬家庭医療学センターの皆様にお声がけ頂いてゲスト講師を務めさせて頂きました！
総合診療医を目指す後期研修医（レジデント）が月に一回集まって、自分の1ヶ月を振り返ったりモヤモヤしてることを話すのがレジデントデイです。群馬家庭医療学センターでは時折ゲスト講師を依頼しているようで、8月のゲストとして声をかけて頂きました。
お話をいただいたときには嬉しさ反面、屋根瓦でレジデントの揃った教育機関に果たして自分に話せることがあるだろうか…とドキドキしておりました。
やりとりをする中で「コロナ関係のヘルスプロモーションについて話してほしい」とストライクなテーマを頂けたところで、肩肘張らずに自分の取り組んだことを真っ直ぐに話せばいいな！と肩の荷を少し下ろして取り組むことができました。
2時間のレジデントデイは、30分強のコアレクチャー＋レジデント2-3名に分かれた1ヶ月の振り返りという構成でした。知ってる顔がほとんどおらず緊張しましたが、暖かく迎えてもらえた感触にほっとしました。指導医もバランスよく人数がいて、「山形でもこんなレジデンシーを作りたいなぁ」と思ったのが最初の感想です。
コアレクチャーは相変わらずの熱量ストレート投球、地域ヘルスプロモーションについて語らせて頂きました。
地域ヘルスプロモーションはエネルギーの必要な活動で、地域への愛やアンセルフィッシュな想いを原動力に小さいところから取り組んでほしいというのがメッセージです。
これを契機に取り組んでくれる人が少しでもいるといいなぁ。
その後、レジデントの振り返りを聞かせて頂きながら適宜コメントさせてもらいました。
「それ、昔自分も通った道だわー」とか「あるある！それめっちゃわかる！」とか、過去の自分に向き合ってるみたいでほっこりしながら聞いていました。
レジデントにコメントしている時は、なんだか過去の自分に今の自分からのメッセージを送っている気分でした。
特に極めた分野のない自分ですが、曲がりなりにも歩んできた道から伝えられることを話すくらいならできるようになったというのがやってみての感想です。
レジデントの皆様の頑張りをみて、自分も精進し続けねば！と気合をいただけたのが報酬かなと思っています。
引き続きお仕事のご依頼があれば、是非ご連絡ください。
