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山形県で総合診療医を目指しています。日々の振り返りをご笑覧ください。

県の広報誌に載りました

ようやく9月になりました。
最近〜〜しました系が多いですが、今回も報告です。

各市町村だけでなく、県レベルでも広報誌ってありますよね。
山形県では隔月刊で「県民のあゆみ」という広報誌が配布されています。山形県の約40万世帯に無料配布されているので、山形県民であれば一度は見たことがあるかもしれません。
その中に「奏であう人」というコーナーがあります。毎月のテーマごとに県内で頑張っている人の対談を載せるという内容です。

そうです、この「奏であう人」に載りました。
( https://www.pref.yamagata.jp/020026/kensei/joho/koho/ayumi/2021ayumi/09ayumi.html )
9月号に「新型コロナウイルスと災害」というテーマで、取材を受けさせていただきました!

7月某日に取材を受けたので、かれこれ2ヶ月も前ですね。感染対策を行いながら対談に臨みました。。
お相手の西谷さんは山形市老舗の卸屋ですが、7代目は防災に力を入れて非常食・保存食の販売を行っておられます。
防災に力を入れている西谷さんと、新型コロナウイルス対策=感染症という災害に対応した自分で対談を組んだというのが今回の企画のようでした。

対談企画って人生初だったんですが、あまり緊張せずに話せたように思います。総合診療についても少しだけ伝えることができました。
それ以上に、お相手の西谷さんが面白い!経歴や取り組みについてはHP( https://nishiya-eco.jp/ )などを見ていただくとして、「防災を楽しむ」という発想は目から鱗でした。
危機感を煽り続けるだけって短期的に頑張ることができても長期間の行動変容にはならないんですよね。
楽しさとか面白さとか、何らかの報酬がないと人は継続できません。そういう意味では、「美味しい保存食」「見た目の良い非常食」というのは購入したこちらにもメリットがあります。
実際にビリヤニとかクッキーとか購入して食べてみましたが普通に美味い。手間かけたくない時の保存食として重宝しそうです。

新型コロナウイルス対策も危機感を煽って短期集中で乗り切るフェーズから、長期戦のフェーズへと移行しつつあります。
そういった中で、楽しく防災に取り組む西谷さんとお話しできる機会を持てたのは良い刺激を頂けたと感じました。
県のセッティングと出逢いに感謝ですね。

広報誌は年間12人しか載せる機会がありません。
その中の1人に選んでいただいた事を大変光栄に思っています。
引き続き総合診療医として、コロナ禍に見舞われた田舎の医者として、できることをできるだけ頑張っていこうと思いました。