11月になり、ずいぶん冬っぽい空気になってきました。
我が村の温泉地帯には既に雪が降り、今年は冷え込みそうな予感です。
さて、怒涛の2020年も終盤戦に入っています。相変わらず新型コロナに世間は翻弄されていますが、そんな中で自分の仕事は忙しくなってきました。
コロナ関連の仕事(非医療職やコメディカル向けの講演会)だけじゃない、これまで経験したことない種類の依頼をいくつか頂いております。
こんな時に思うのが、「baby step」です。
週刊少年マガジンで連載していたテニス漫画で、まぁメチャクチャ好きなんですけども本編について熱く語るのはここでは置いておきます。
その中の一文、主人公の栄一郎に友人が送った言葉である
“Baby steps to giant strides!”
これを最近実感している次第です。
よちよち歩きでもいつかは巨人の一歩になる、って感じでしょうか。
この数年間、自分なりにもがいてきた積み重ねが、この数ヶ月で大きく花開いた。そんな感覚です。
キャリアデザイン的に言うと、計画的偶発性理論
「キャリアの80%は予期しない偶然の出来事によって形成される。その偶然を計画的に導くべきである」
これがすごく腑に落ちます。
新型コロナに翻弄された春が過ぎ、色々動いていたらフッとチャンスが降りてくる。
これを掴んでいたらなんだか連鎖的にいろんな話が降りてくるようになった。
でも、このチャンスが降りてくるためには昨年挑んだfaculty developmentがあったり、数年間ポートフォリオを作り続けていたり、専門医が取れなくて悩んでいた時間がありました。
計画的、とまではいかないけど、膝小僧に力を溜めに溜めていたからこそ、頂いた仕事にがっぷり取り掛かれると感じています。
だからこそ、ベイビーステップでも歩き続けることが大事。
歩いているうちはどこに辿り着くかわからない不安とか、迷わず歩いている焦燥感に足を止めそうになるかもしれません。
誰かに支援してもらったり、自分の人生は自分で決めるんじゃい!と奮い立たせながら歩き続けていると、どっかには必ず辿り着きます。
気付いたら「あれ、なんか最近いい感じだぞ?」という感覚が出てきたら、もうあなたの足取りはgiant strides です。
(もちろん謙虚な姿勢は必要ですが…)
数年前の自分では考えられないくらいの今に辿り着いていますが、きっとここも通過点なのでしょう。
もっと大きな一歩になるよう、目の前のできることに全力で取り組み続けたいと思います。