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山形県で総合診療医を目指しています。日々の振り返りをご笑覧ください。

村生活を一ヶ月送ってみて思ったこと。

そろそろ平成までカウントダウンですね。
パソコンが「れいわ」と変換して令和を早く出してくれることを祈るばかりです。

診療所生活も1ヶ月経過しようとしています。
1年ぶりの外来生活でどうなることかと思いましたが、案外楽しくやっていけています。
自分なりに何が楽しいのか考えてみました。

・外来が楽しい
コストのためにガンガン回す必要のある外来ではなく、週4日ゆっくりと離しながら過ごせる外来なので精神衛生上たいへんよろしい日々です。
ゆっくり人と話しているとそれだけで自分も穏やかになっていく気がする。
話す中で自分にはなんとかできることが見えたり、自分にはなんともできなくって誰かにお願いしないといけないことも見えたり。
それを村のスタッフと一緒に考えていけることは自分のやりたかった総合診療に近いものと感じています。

・日常が安定する
診療所から徒歩圏内の官舎に住んでいるので、3食とも家族と一緒に定時で取っています。
これは大変よいものです。
会話も増える、食事はうまい、家事も手伝えるので負担を分け合える。
ようやく一緒に家族経営できているような感じです。

・自分の勉強時間を確保できる
インターネットさえあれば本は注文できるし、論文も読むことができます。
おかげで勉強についても時間を確保すれば昨年とあまりレベルを変えずに続けることが可能なようです。
問題はゆっくりしてしまって、その時間が確保できないことでしょうか……。
ここについては自分のタイムマネジメント次第だとは思っています。

専門医としてのスキルは厳しいかもしれません。
けど、人間として・医者としての基本を充実させるには良い時間なんじゃないかと思うようになりました。
あとは自分で自分のマネジメントができるかどうか!
令和になっても努力を続けていきます!