いつもとっ散らかっている当ブログですが、今日のエントリーはますますとっ散らかりそうな予感です。
最近、少しずつできる仕事も増えライフステージの変化でプライベートも忙しくなってきました。これは何を意味するかというと、自分の趣味の時間だったり好きなことを好きな時にできなくなってきたということです。
当たり前のように誰かと過ごすことは、1人の時間を確保できないことと表裏一体であると身を以て知りました。
とはいえ、ライフワークである仮面ライダーや趣味のpodcastには時間を割けています。1人の時には書類仕事や原稿に取り組むことが多くなりました。
その結果、何が失われたのか? 答えは「新しいものをキャッチする時間」でした。新しい音楽や新しいカルチャーをキャッチしなくなることで、自分は老いを自覚してしまったのです。
久々につけた朝の情報番組で、音楽のヒットチャートが流れていました。BTSとかYOASOBIとかが人気だそうです。そのニュースをみて、まず抱いた感想は「ふーん」でした。他人事として処理されてしまったことに気づいた瞬間、愕然としたことを覚えています。
新しい情報やカルチャーをキャッチしなくなった自分は、新しいものへの興味・感受性すら鈍ってしまったようです。日々の仕事やプライベートに追われ、世の中に取り残されていく感覚が足元まできていることをその瞬間に感じてしまいました。
老いとはいつから始まるんでしょうか? この答えは様々です。
生活習慣病のメタボ検診は40歳から始まります。なら、40歳から老い?
80歳になってもゲーム配信で人気を上げる人もいます。なら、老いは存在しない?
朝の情報番組で、自分は「老い」が足元に迫ってきているのを自覚しました。
新しいことに興味を持てなくなり、自分の世界の中で完結するようになった時に人は老いる。自分の殻を固めずに柔軟性を持ち続けることが若さなんじゃないかと今は思っています。
相変わらず新しい音楽を聞く時間はないし、朝の情報番組は他人事な情報ばかりです。それでも、自分を柔らかく保てるように刺激を受け止められるような、そんな殻を維持していきたいと思ったある朝でした。