30代女性、遷延する嘔気・嘔吐を主訴に受診されました。
もともと適応障害あり、2ヶ月嘔気・嘔吐が続いているとのこと。
採血・Xp・GIFで異常なしで当院を受診しました。
消化管の蠕動障害かうつ的気分による食欲不振を想定し、オランザピンを処方。
2週間後にケロッと治ってもともと住んでいた場所に戻っていきました。
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結果よかったんですが、嘔気の鑑別の整理をしたくなりチェック。
AFPの図が大変わかりやすかったです。
https://www.aafp.org/afp/2013/0915/hi-res/afp20130915p371-t1.gif
Alarm sign＋嘔吐は気をつけろ！
・55歳以上
・体重減少あり
・嚥下障害
・絶え間ない嘔吐
・消化管出血の既往
・消化管癌の家族歴
・精神状態の異常
・腹痛
・血便
・便汁様の嘔吐
・神経学的異常
