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山形県で総合診療医を目指しています。日々の振り返りをご笑覧ください。

押さえておくべきお金の話

クリスマスだというのに、季節感のない話です。

いや、そんなことはない!

なぜなら今年も残り1週間を切り、ふるさと納税の駆け込みや「はー、また確定申告かぁ…」とため息をつく時期だからです。

 

結構よく見かける話ではあると思いますが、自分がまとめたいと思ったことはまず書くことにしているので、よろしければお付き合いください。

 

さてさて、今日はお金の話をします。

基本給を上げるのではなく「節税+そんなに労力をかけずに+αする」くらいの内容です。

こういう内容は誰も教えてくれず、自分で調べるしかないのが現状です。

色んなサイトで紹介されてますが、当ブログでも(自分が書きたいので)紹介していきたいと思います。

 

おすすめ金策はこちら!!

 

1. ふるさと納税
2.個人型確定拠出年金
3.ポイントサイト
4.積み立てNISA 

 

1つずつざっくり解説していきましょう。

 

1. ふるさと納税

“節税+地域貢献+食事のレベルアップ”

やったことがある人も多いと思われるふるさと納税です。

超ざっくり説明すると、

①自分の好きな自治体に納税する

②代わりにお礼の品をもらえる

③確定申告すると、自己負担2000円を差し引いた額が減税される

(事前に税金を納付したという扱いになる)

 

払うべき税金を抑え、お礼の品で少し豪華な食事を取り、自分の応援したい自治体に納税する。

恐ろしい制度を考えついたものです…。

 

マジで財テクに走るなら、このお礼の品を電化製品にしてリサイクルショップで転売するというやり方もあります。

ここらへんは個人の価値観ですけど……地域の一次産業を回すことも大事だと思っているので、自分は全て飲食物(野菜・肉・卵・地元メーカーの炭酸水)にしています。かつ、税金の半分以上は山形県内に落ちるようにえらんでいます。

確定申告もマイナンバーカード使って夜中に1時間くらい格闘すればなんとかなるので、ここは試していい制度かと。

医者の平均給料を考えるとSwitch4-5台分くらいの所得税の節税が見込めます。

 

ちなみに山形県は卵・肉・海鮮・米・酒と色とりどり揃ってますのでお試しください!

 

2. 個人型確定拠出年金ideco)

“年金をかけつつ節税しよう”

idecoをざっくり説明すると、60歳まで引き落とせない個人年金です。

運用は投資信託なので、投資先を選ぶと予想以上に将来の年金を増やすこともできます。

 

ネックとしては

・60歳まで下ろせない

投資信託の運用次第では、マイナスにもなりうる

・引き落としに税金がかかる

 

しかし、節税効果としては魅力的です。

idecoにかけた金額は所得税を軽減することができます。

更に、普通の投資信託なら儲かった金額に税金がかかりますが,idecoなら非課税!

受け取り方を工夫すれば60歳以降の受け取りでも非課税!

自分の職業によってかけられる金額は異なりますが、ネックと比較してメリットが大きそうであればチャレンジしてみてもいいと思います!

 

ちなみに、動かして3年になりますが今のところ銀行の金利の2000倍くらいの%で動いております。興味があればぜひご検討を。

 

3.ポイントサイト

“毎日のわずかな時間で好きなものを買う”

医師向けポイントサイトも色々増えてきました。

複数のサイトを利用していると、案外バカにできないポイントが溜まってきます。それをギフト券に変えるだけで、好きな教科書を買うくらいのお小遣いを手に入れることができます!

 

m3、medpeer、プラメドあたりを利用してます。(紹介は好きじゃないのでググってみてください)

ここで大事なのは「ポイントに躍起にならずに続けられるペースで利用すること」です。

自分は1日5分くらいしかポイント巡りは行ってません。ちょっと10分くらい隙間ができた時にアンケートを答えるようにはしてます。

 

このくらいのゆるっとペースでも、年間でswitch2台分くらいのamazonギフト券が手に入ります。研究費のない自分にとっては教科書を買う貴重な軍資金です。

 

4.積み立てNISA

“非課税枠で投資信託に慣れよう”

最後の積み立てNISAは、政府の用意した投資オプションです。

日本人は投資をあまりせず、貯金で溜め込む傾向があると言われています。このお金が投資に回るだけでも経済がくるくる回転するわけです。

日本人にも投資に慣れて欲しいなーと思った偉い人たちが、非課税+負ける可能性の低い形で投資ができる制度を作りました。それがidecoと積み立てNISAです。

 

積み立てNISAはidecoと異なり、いつでも売却・終了することができます。

その代わり節税にはなりません。

これまでの制度よりグッと投資に近い制度ですが、積み立てはたしかに貯まります。コロナショックがあっても耐え抜いた我が軍は10%の増額を記録しています。

銀行の金利が霞んで見えますね。

一方、投資信託という形を取る以上、マイナスになりうるリスク・手数料と天秤にかける必要があります。

このデメリットがいいかどうか、意見は別れるところです。投資をさらに味わってみたいという方には試すのに絶好の制度ではありますので、年末年始に調べてみてもいいかもしれませんね。

 

 

ここまでお付き合い頂きありがとうございます。

年末調整や税金で悩む皆様のお役に立てば幸いです。

Merry Xmas!