YAMAGATAxGP

山形県で総合診療医を目指しています。日々の振り返りをご笑覧ください。

テレビ取材を受けました

昨日(3/23)、山形のローカル局の特番に少しだけ特集を組んでもらいました。
https://www.sakuranbo.co.jp/pg/saymessage/index.html
人生初のテレビ取材で思ったことを書いていきたいと思います。少しだけお付き合い下さい。

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ブログでも何回か記載していますが、ちょうど1年前に勤務する村でCOVID-19対応をしていました。
村内に向けて情報提供をするためにパンフレットを作ったり、その経験から講演の依頼を様々受けるような2020年でした。

あれから数ヶ月経過した今年2月のこと、突然テレビ局から取材の連絡が入りました。
「テレビ……いよいよ何かまずいことでもしてしまっただろうか……」とヒヤヒヤしながらお話を伺ってみると、上記の活動について特集させてほしいという内容でした。
山形元気大図鑑は年1回のローカル特集ですが、毎年顔ぶれはなかなか豪華だなーと思いながら視聴していました。フェラーリのデザイナー、水球の日本代表、都市部の有名教師などなど。
そんな番組に自分が特集される、というのも何だか場違いのような感覚でお話を聞いておりました。

そして取材当日。
ディレクター+カメラマンの密着を受けながら外来をしたり、1つ1つどんな背景があったのか・当時はどんな気持ちだったのか聞かれたり、複数のカメラに囲まれながらインタビューを受けたりと、初体験だらけの1日でした。
テレビカメラ3台に囲まれるって多分これから先もできない経験だと思います。

取材は緊張しましたが、1つ大きな気づきがありました。
「あの時大変だったなぁ」「そうだった、イラスト必死に書いてたんだった」とか、当時の感情がふつふつと思い出し改めて自分の活動を見直せたことです。
当時は無我夢中な取り組みでした。ともかく村のために・誰かのために、できることを頑張っていた。
それを改めて誰かに注目し評価してもらえたことで、無我夢中だった感情を整理して受け止められるようになった気がします。

実際の取材は2日間でしたが、放映は10分ちょっとでした。この10分のために丁寧に取材し、暖かい内容に仕上げてくれたさくらんぼテレビの皆様に心から感謝申し上げたいと思います。
銘打たれた「村のためにできることを」というフレーズは、まさに今の自分を体現している言葉に感じます。
これからも自分にできることを模索しながら頑張っていこうと思った夜でした。